遅刻して早退

怠惰すぎる大阪在住OLの心と体(舌)の逃避行

カテゴリ:神戸 > 美術館/博物館

もう少しコーヒー博物館続きます^^

この博物館で一番楽しんだカップの展示です。
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一応、文化と銘打っておりますので、
コーヒーを楽しむためのsomethingという感じです。

ここからはほぼ可愛いとしか言葉を発しませんので、
前もって謝っておきます。すみません…

かなりの量になったので、気に入ったものと
突っ込みたいものだけご紹介します(。・ω・)ノ゙


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この水色とゴールド、カクンとした持ち手。
直線的なフォルムが可愛い!!
マイセンのものらしい。


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うん、この洒落た八角形。
貧乏人はお黙りなさい。って聞こえてきそう。


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きたーーかわいいーー!!
この円柱のカップが大好き。媚びてない渋い水色も。
ザ・イギリスな品のよさ。


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これ一瞬北欧?って思ったらスペインのもののようです。シンプルな色使いなのに、とても印象に残ります。素敵。


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ロイヤルドルトン。イギリス。
こんな上級者の上品さってもう。ワシには100年早い。


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ガラッと変わって、かわいいイギリス。
パリの中にあるティーショップ、っていうイメージです。
え、違う?(*゚∀゚)っ


そしてここからがまた、私の好きなドストライクがわんさか。
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なんやーーレトロかーー!!
好きぃぃぃぃーー!!!

何ですかね、このグリーンと茶色と、ホセ。
愛しい。これすぐにもって帰りたい。


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うん、真面目な方のブラジル。

真面目なのにやっぱりちと三枚目というか。(言いたい放題)
うちの棚に迎え入れたい系です。


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奥ゆかしい。主張が少ないですね。
絶対、こればあちゃんちにあった気がするんです。
こういうのあった。

蚤の市とかにあったら、
放って置けなくてもって帰ります。多分。


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ブラックに赤とゴールドの文字。書体も。
デザイン的にはダサイカシてる感で好きです!
持ち手の不安定感も好きよ。


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これはもうもって帰りたかったです。
売ってないのかな?

あまりない緑の発色も好き、縁取りも好き。
なんて書いてあるかわからないラテン文字も好き。


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これも一瞬でお迎えしようって決めたのにーー
お迎えできないよねーー・゚・(ノД`;)・゚・

絶妙な場所に入っているラインがちょいおダサを演出。
でも水色とよくわからんロゴがかわいい!
とんがった持ち手もかわいい!


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ジャマイカ大統領からの頂き物でございます。


ここから一気に優雅路線。
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フランスのリモージュ焼きですね。
こんな持ち手もつん無理やって!
でも…さすがの格好良さです。


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う…ん…
旧ソ連って聞いてなるほどって思った。


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ドイツ。オリジナリティがあって素敵です。
物語が始まりそう。


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Oh〜もって帰りたい系でてきました。
コロンビア。南米と気が合うんかな。


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このゴテっと感嫌いじゃないです。


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グァテマラ。好き。
雑な文字入れとおとぼけな表情の鳥。


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このカップ、好きです!!
形も文字入れの感じも。売ってたら買う。

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そしてこれ…あなたよね!?
表のデザインからは見られなかった愛国心に
そのワンポイントに胸ときめく。


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ボニータって…^^
コスタリカです。好き。


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これまた、ソーサーの後ろ。きゅん。


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クバーノ。
いいですね。欲しいです。


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正統派な感じがします。


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ここからは日本ですね。
なんかめっちゃ可愛いんですけど!


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この白磁と、足の形が好きです。


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ヒゲ用カップ、、需要があるのがすごい。


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伊万里焼伊万里焼といえば、、
当時はヨーロッパには白磁の技術がなくて
白い黄金って呼ばれてたそうです。


◆ ◆ ◆ ◆


ヒーヒー言いながらカップの展示を見終えたら、素敵な展示が。
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モンテスキュー。


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ルソー。


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バルザック。

議論とか、建設的なことを考える時のお供なんですね。

コーヒーってやっぱりヨーロッパのものなんだな、
文化に根付いてるんだな、としみじみ。


と思ってたら…ジャポンにはこの人がいるじゃない!
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春樹・・・!!
ぜんっぜん分からないYO!!



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ああ・・!!
寺田寅彦先生、分かりやすいっす!!
「柿の種」たまに読み返します。


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ヘミングウェイ…かっこいい。


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永井荷風先生、ちゃんと読みます…!!
コニャックなんて詩人のようです(遠からずですよ)


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シンジくん!!
庵野監督のサインまでありました^^


最後の最後にマグカップの展示見つけるよね〜
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売ってたらいいのになぁ。


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グッズショップもあります。
噂のひげカップ。

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テイスティングのカップに、


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めっちゃ可愛い折り紙メモ!
お土産に如何でしょう♪


あっ!あと…こんなのもありました。
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これね、展示を見て学んだことがクイズで出るんです。
そこで合格すると、ここの入場フリーパスがもらえるんです!!

フリーパスが欲しいとかよりも、
名誉が欲しかったんです・・・!!

私は適当に見て落ちてしまいましたが、
夫がまさかの合格で認定証もらってました。

キーッ!!!(゚皿゚メ)


◆ ◆ ◆ ◆


いやー、今回は完全に自己満足の備忘録ですみません…^^;

思わぬところでめちゃくちゃフィーバーした、
とっても楽しい博物館でした!

コーヒー周りのデザインって本当、
少しおとぼけだったり、レトロだったり、
秀逸なものが多くていろいろ勉強になりました^^

おとぼけデザインが好きな方は、
カップの展示だけでもめっちゃ楽しめると思います!

ポートピアホテルをチェックアウトした後は
ここに行くと決めておりました。
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(お豆・・・!?)


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ポートピアホテルから徒歩8分の場所にある
UCCコーヒー博物館」です〜!


私、コーヒーさえあればEnythig OKという
カフェイン中毒者なので前から行ってみたかったのです^^
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まぁ、企業のショールームでしょ…
くらいの感じで訪れたらびっくりするボリュームです。

コーヒーの起源から始まる
壮大なストーリーを追うことになります。


入館したら、これ。
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入ってすぐのところにあった素敵なカップ。
この後、怒涛のカップ攻撃にさらされるとはまだ思っていない私。

キャーキャー言いながら写真を撮ります。
ええ、コーヒーカップが大好きです。


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昔懐かしいUCC缶コーヒー(*´Д`*)
70年の万博を機に広まったのですね。

そういえば大昔、うちの母は「コーヒー買ってくる」と言って外へ出て言った父に「カップにコーヒー入れて持って帰ってくるのかな…」と本気で思っていたそうです。

缶コーヒーを持って帰ってきた時には
何これ!?ってすんごいビックリしたらしいです。

まだ広まって間もない頃だったんでしょうけど
田舎っぺって面白い…(・∀・)


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この博物館は1981年にできたということで、
やはりポートアイランド博覧会がルーツなのですね。



コーヒーの歴史展示が始まります。
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昔はどうやって飲んでいたのか、という展示。
豆を潰してポットに入れるのかな。今と案外遠くない。


そして豆知識的なものがわんさか。
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オランダ人がコーヒーを持ってきたんですね!
「焦げ臭くておいしくない」て…


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アメリカがコーヒーをよく飲む所以がここに。
ティーパーティー事件て楽しそうやな。


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あのカルディの由来なんでしょうね。
カルディで買った豆の袋に確かヤギのってた気がするぅ〜!


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えーっと、エチオピアのおもてなし儀式
「カリオモン」はコーヒーを使っていると。

茶道と同じくらい伝統のある事なのですね。


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豆を炒る匂いが至福である、というのは万国共通で面白い^^


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ここからは栽培や豆に関する展示。


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豆の中身です。
いつもコーヒー豆と思ってるあいつは、
2つ合わさって実の中に入ってるんですね!

周りの赤い部分が果肉らしいです。


衝撃だったのがこれ。
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えーっと、毎日最低2杯は飲むから…
月60杯として…一ヶ月にコーヒーの木1本半!!

(´;ω;`)

申し訳なくて泣けてきました。


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コーヒーの木1つにつき、スーパーでよく見る
お徳用の豆一袋って感じか…OH MY…
これからは飲みかけのコーヒー、
捨てたりしない(´;ω;`)


豆の形にもいろいろあるのですって。
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見たことある形がほとんどだったけど…


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このお方。まるっ!ちっちゃ!
一見してコーヒーとは全くわかりません。


あと、この方も。
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なんかデカくて怖いよ〜


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コーヒーの銘柄。
いつも飲んでるのは、ほぼほぼアラビカ種なんですね。

インスタントコーヒーによく使われてる銘柄もあるなんて面白い!


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こんなんとか


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こんなんでコーヒーの産地とか豆知識を知ることができます。

私は全て軽く流して見てたら、後で「くぅ〜!!」と地団駄を踏むはめになる場面がありました。真面目に見て置いた方がよろしいかと。


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テイスティングしとるだとーー
先を急ごう!!


ここからは流通について。
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麻袋のデザインーーーー!!
かわゆーーー


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麻袋には情報がいっぱいらしいです。
その記号すらデザインとして機能しておる。
可愛い。


気に入った麻袋、いきます。
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ガラパゴスって…!!イグアナですよね?
エクアドルのもののよう。


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ははっ、おじちゃん。
エルサルバドル。


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あーーかわいい。
これエコバッグにしてくれんかいの。
ベトナム。


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これもエコバッグ希望ーー!!
イエメン。


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シンプルでかわいい。
だいぶ洗練されとるなと思ったらカナダ。


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うーーん、ベタでキュート。
コナコーヒー。



豆の入った麻袋がどれだけ重いか…
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こんな感じで体感できます。


ここからは…
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豆の鑑定ルームを再現しています。


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これで大きさとか見るんでしょうね。


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砕け豆とか、カビ豆とか、良くないお豆さんたちをここで取り除いたり。
右の機械は、豆は炒るやつだろうか…


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船積み前のコーヒー豆の保管用の缶。


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船積み後のもの。


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すっごい鑑定してる…!!


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様々な段階のローストのおすすめ用途など。

ライトロースト、シナモンローストなど、
炒りの浅い名称は初めて聞いたのもありました!

そのあとミディアム、ハイ、シティローストとなり、
フレンチローストやイタリアンローストへ。。
すっごく興味深かったです。


そして、焙煎機の数々。
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変わった形のものがいっぱい!


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これとか。


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これも。


フィーバーし過ぎた私、ここで一旦夫に追いつきます。
テイスティング始まるからね。
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わーいわーい!!


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かわいいマット!


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今日はアフリカのコーヒーを楽しんでねと。


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いやーんカップが。きゃわ。


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どちらも美味しかったです。
それはもう、クイっと飲みましたので覚えていない…

鑑定士にはなれんな。゜(´Д`)゜。


さ、展示に戻ります。
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ようやく抽出ですよ〜!!
終わりも近い笑!


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コーヒーのいろんな淹れ方。


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あ、抽出の中に粉砕を紛れ込ませてすみません。
軍用のミルっていうのがグッときまして。
何故このタイミングで撮ってる。


そして、こんな風に歴代のいろんな抽出機がありまして。
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実物たち。


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これすっごいかわいい!!
このぽこっと付け足した感がツボ。


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こいつの精密機械っぷりといったら…
なのに、管で繋がってるポットのデザインがそんなアラビアンってあなた…おしゃれ!!


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もう何が何やら。


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この奇想天外な奴らで、どうやってコーヒーを淹れるっていうの!?


安心してください。
この動画で説明してくれるんですよ〜^^
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これが本当におもしろかった。


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気になるものがいっぱいありました。


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仕組みとかも見られるようになってて面白い。


コーヒーってそういえば豆なんだよなぁとか
昔はどうやって飲んでたの?とか
一本の木を一ヶ月ちょいで消費する私とか…

たくさんのことを知れる興味深い展示でした!
コーヒー好きには絶対おすすめです^^

このあと、カップの展示があまりに可愛くて長くなったので
もう1記事アップいたします。ではでは♪ 

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