遅刻して早退

怠惰すぎる大阪在住OLの心と体(舌)の逃避行

カテゴリ: 九州

おはようございます。

早起きをして温泉に入ったら、
朝食のため食事処へ参ります。
食事処
窓からはこのような素晴らしき田園風景が。



セット
席に着くと、細々としたものはセットされています。切り身の焼き魚もありました。
(御飯とお味噌汁、右上の豆腐は取りに行きました)

白いカップに入った、ホット牛乳が美味しいんです〜♡
以前泊まった時もすっごく美味しかったのですが、
その時の印象とまったく変わらないお味でした。


おばんざいブッフェ
そして品揃え豊富なおばんざいブッフェ。

以前は低い場所に置かれてていてそれが農村ぽくてよかったのですが、高いテーブルに変わっていました。トマトは一つそのままかじりましたがうまかったです。


フルーツなど
柑橘類やお漬物、生卵など。


お豆腐など
豊富な野菜と、湯豆腐や見えませんが食パンや、ご飯など。
炊飯ジャーが笑。親戚のおうちに来たみたい。

前回食べて気に入った手作りの食パンも、やっぱり美味しかった!


◆ ◆ ◆ ◆


朝食レポートは以上です!
写真少なくてすみません〜^^;
夢中で食べ過ぎて撮れておらず。。

食後に美味しいコーヒーもいただきましたよ!


前回の記憶を辿るように楽しんだ今回の滞在。
色々変わっていた部分もありましたが、素晴らしい温泉と美味しいお食事、素朴で親しみやすいサービスはそのまま。

家族団らんに最適な、楽しく大満足な滞在となりました〜^^

公式サイトを見ていたら、なんと現在客室リニューアル中とのこと。
新しくなったらまた泊まってみたいな〜♪

食事処

<おしまい>

温泉であったまったことですし。
お楽しみの夕ご飯へまいります。

食事はすべてお食事処で頂きます(離れのみ部屋食)。
テーブルは、お部屋編でも書いたばあちゃんに優しい掘りごたつ仕様。


◆ ◆ ◆ ◆


山の幸の創作会席なる「スタンダードプラン」が一番人気のようでしたが、前回宿泊時の夕食が食べきれない程多かった記憶があったので、今回は女性やシニア向けの「量より質プラン」をお願いしました!

名前の通り、量は少なめで食材の質をグッと上げた夕食プランです。
元々みんな食が太くないので好都合^^
そういいつつも、量は十分でしたけどね。

上記2プランは、藤もとの公式サイトからしか予約できないそうです。
しかも、各種旅行サイトから予約するよりも、公式サイトがベストレートでした!
そりゃ手数料とられるよりいいよなぁ。賢いです。


◆ ◆ ◆ ◆


それでは早速この日のお品書き。
お品書き
すべて撮り切れてないですが、以下挙げていきますね。
まずは瓶ビールを頼んでっと。


先付などなど
食前酒 サングリア
先付 柿なます、菊花和え


前も食べて大変美味しかった柿なますが!
酢の物が苦手な私ですが、これは大好き。


前菜
前菜 鱒薫製、むかご松風、鮎手鞠、うるか真子和え、銀杏、むかご、落鮎の煮浸し

銀杏とむかごがほっくり美味しい♪
落鮎ってなんだろ?と思って調べたら、
「秋に産卵のために川を下る鮎」のことらしいです。
だから子持ちだったのね・・・!!
食べてごめんねぇぇ・・・美味しかったよぉぉぉ


馬刺
強肴 馬刺し、天草大王タタキ

大好き馬刺しと、ブランド地鶏「天草大王」のタタキ。
幸せ〜♡♡♡


土瓶蒸し
吸物 土瓶蒸し


土瓶蒸し
雪国舞茸、地鶏、鱒、銀杏、湯葉、三つ葉。
もうたまらん。


えへへ
すだちをおちょこに絞って・・・ってそのまま入れてますね。
まぁいいです、素敵なダシに爽やかさがプラスされて・・・染み渡る・・


天ぷら
揚げ物 山菜の天婦羅

苦みやこっくりとした味わいが超うまい山菜。
抹茶塩につけていただきました。


さ、ここからようやく主菜に入ります。
全然量控えめちゃうやん。

網焼き
主菜 肥後牛の網焼き

写真は一人分です。この数切れがちょうど良い。
しかしこの辺りから少しずつ残し始めた祖母の分まで、全てが私の胃の中に。
うっっぷ・・・
せっかく丁度よかったけど仕方ないです!!

肥後牛、あっさりとしていてとっても美味しかったですよ!
まだまだ続きます。


せいろ蒸し
主菜 りんどうポークのせいろ蒸し

テーブルの隅でずっと蒸されていた豚肉がようやくお目見え!
下に惹いてあるお野菜なんだったっけ・・・
旨味溢れるお肉に巻いて、ヘルシーで美味しかった〜

「りんどうポーク」は、熊本の県花を冠されたお肉だけあって高級品種のよう。
ミネラルを含んだ海藻や、小麦などを食べて育った熊本のブランド豚らしいです。
りんどうを食べているワケではなかったのね^^;

すっかり忘れてましたが天婦羅の辺りで母と私は赤ワインに入ってます。


◆ ◆ ◆ ◆


もうこの辺りでお腹ははち切れそうですが、
ここからお米参りまぁ〜す!!
お米
御飯物 小国産新米(あきしげき)、しその実、お漬物、赤だし汁

ごく少なくよそってもらった御飯、香りよくつややかでめっちゃ美味しかった!


お漬け物
4人分のお漬物。
ひーーまた私が食べるとです!!

大・大・大満足で(むしろフラフラしながら)お部屋に戻ると。


デザート
(まだあるよね〜)

デザート 小国ジャージー牛乳プリン

高乳脂肪で濃厚なジャージー牛乳のプリン。そりゃあ美味しいです!
しかし父曰く「先に梨を食べなさい」
なぜなら「プリンのせいで梨の味が分からない」らしいです。

なるほど。

お腹パンパンになった所でさらにがんばって食べなくていいし、
お部屋でゆっくりと話しながらデザートを食べられる。
このサービスは本当にいいなと思いました^^


◆ ◆ ◆ ◆


前回の記憶で大満足だった夕食は、今回も本当に美味しかったです〜!
良い素材を使っていて、きらびやかではないけれど工夫されたお料理。

親しみのある、気取ってないサービスもよかったです。
本当にのびのびと家族の楽しい時間を過ごすことができました。


はちきれんばかりのお腹を抱え就寝。
次は最後の朝食編です!



館内を一通り巡ったら、早速自慢の温泉へ行きます。
藤もとさんには、男女別の大浴場が1つずつ、貸切風呂が4つあります。
これら、全て露天風呂です。(内湯もありますがほぼ外のような感じ笑)

露天風呂はすべて筑後川上流の小田川に面していて、
川の流れを見ながら、その音を聞きながらお湯を楽しめるのです。

夜ご飯の前に、まずは大浴場へ。
入口
ライブラリを出て右の扉からいざ。
ここからは吹きざらしですので覚悟して参りますよ。
(この辺りの写真は夜に撮ってますので暗いです)


階段
このような階段を下ります。


お外
手すりの向こう側はこのような感じ。外でしょ。


着いた
下りきるとこのような所に出ます。
安心してください、ここも寒いですよ。


脱衣所
脱衣所は明るく清潔。ストーブもちゃんと完備。
そりゃそうか。凍え死ぬわ。

この写真の右側に扉がありまして、一旦内湯があります。
しかし、ここは華麗にスルー。(体だけ流しました)

湯船
出ました。


湯船
上段は熱く、下段は少しぬるめというこの画期的構造。


目線を右に振って、よいしょ。
素敵
川が、川が流れておるぞ!!

下に目を振れば・・・はい、どうぞ!!
下には・・・
せせらぎが!!せせらぎと湯船が!!


足元に十分気をつけながら、川辺の湯船へおります。
ここはさすがに祖母が下るのは無理でした。。(無理ではないけど危ない)
浸かる
そして浸かる。
極楽とはこのこと・・・!!
上の湯船よりもぬるめで丁度よいです。


この眺め!
なんとワイルドなこの眺め。
水面と同じ高さでくつろぐ、なんていうことが可能です。
温泉に浸かる猿になった気分で感無量でした。


逆を向いてみます。
逆向き
川の流れに沿って下って行きそうな不思議な感覚。


いつまでも入っていたいですが、祖母が茹でダコになったら大変。
ここいらでそそくさと帰ります。


◆ ◆ ◆ ◆


さて、ここからは夕食の後に一人で入った夜の大浴場。

夜
おーっふ!!よいなよいな。


・・・?
湯気がなんかホラーな演出みたい。。


下にも
煌煌と照らされた下のとこにも行ってみます。


夜もよし
夜もやはり良し。だけど一人は少し怖い。
おかあさん連れてくればよかった・・・


一通り満喫して、退散します。

効能など
念のため成分表。その内読み解きます。
次の日祖母がすっごい元気だったのでこれのお陰かな?(楽しかっただけかもね!)


◆ ◆ ◆ ◆


湯船の写真は撮ってないのですが、翌日の朝食前に家族風呂に入りました!
看板
入口は大浴場の横にあったような・・・(既にうろ覚え)


看板
家族風呂は4つあります。
フロントにかかっている「入浴中」の札を持ってきて、それぞれの脱衣所の前にかけるだけという簡単さがよいですね!空いていればいつでも入ることができます。


貸切風呂
出典:http://fuji-moto.com/spa


貸切風呂
出典:http://fuji-moto.com/spa

写真がないのでまたしてもお借りしたもので失敬を…
私たちは室内っぽい所がいいという祖母のリクエストにより、四角い岩風呂に入りました。

家族風呂の脱衣所も、寒いです!笑
でもワイワイお湯に入ってたら嘘のようにあったまるので、帰りは平気です。入る時だけ我慢しましょう。ストーブはあったと思いますが「そんなヤワじゃないわい」とか言って、つけなかったような気がします。心臓危ないから、気をつけんと。


◆ ◆ ◆ ◆

ということで、昼間、夜、朝の温泉全てを楽しむことができました〜^^
昔の記憶通り、やはり自然に包まれて、もはや野生のお風呂。
とっても素晴らしかったです。

冬に行くと脱衣所が寒いですし、
まんべんなく(空気が)暖かい内湯もここにはありません。

でも、この露天があれば、後は何もいらないと思います。
ワイワイ自然を楽しみながら入るこの時間が本当に最高、大満足でした!

次は楽しみだった夜ご飯編です。
 
 


以前ブラジレイロの記事でもお伝えしたように、わたくしは九州人。
そしてばあちゃんっ子。(それは初耳かと)

実家に帰る度グランドマミーをどこかに連れて行こうと思いつつ、ふと思い立って出かけようにも寸前では予約も取りづらく・・・いつも流れ流れていたのですが、今回は誕生日プレゼントを名目に前もって計画して温泉に行ってきました!

祖母と私だけよりも、やはり3世代の方が楽しいということで・・・父と母含む合計4名での宿泊です!

行き先はこちら。
看板
熊本は阿蘇郡、奥満願寺温泉「旅館 藤もと」です。


黒川温泉の中心部からほど近く(5km程度離れてるかな?)の場所にあり、田園に囲まれたその環境は“隠れ家”というに相応しい素敵な雰囲気。次の日に黒川温泉周辺を散策するのもよいかもしれません。

この時は、夕朝食付きで一人当たり15,000円程度とリーズナブル。隠れ家といいつつ、親しみやすいもてなしと素晴らしい温泉で、知る人は知る有名なお宿なのです。

孝行のために宿を色々探しながら思ったのですが、コスパが大好物の私にはこの価格帯がベストな感じがしました^^


◆ ◆ ◆ ◆


さて、当日です。
入口
わーいわーい。着きました!
アプローチを撮ってみましたよ。

藤もとさんには、実は10年程前にも一度、おじちゃん夫妻に連れて来てもらったことがあって。前回の印象は主に以下2つ。

・朝食がめっちゃ美味しかった
・温泉がとにかく自然豊かで素晴らしかった


とにかく楽しい思い出がありまして、食事をとるダイニングから見える田園風景も素晴らしく、いつか絶対また来ようと思ってたので嬉しい再訪となりました^^

ここのお宿には、大浴場的な内湯もありますが外の空気にさらされている印象でした。温泉の選択肢としては、ほぼ「外」をイメージしていた方がよいかもしれません(離れの内湯は別)。この時がそうでしたが、寒い時期は結構寒いです笑。

駐車場から
これが駐車場から見た田園風景。ダイニングからもこんな素敵な眺めが楽しめます。
私と家族にとっては田んぼ自体は珍しいものではないのですが^^; このような里山の風景はやはり癒されますね〜。


早速着いてお部屋に案内されます。
と・・・油断してたぜ!!!
部屋
出典:http://fuji-moto.com/room

すみません・・・部屋に入るなり寛ぎ始めた父に妨害され写真が撮れず^^;
サイトからお借りした写真で失礼を・・

冬だったので、テーブルはあったか〜いコタツ仕様になっており、座布団は4枚ありました!

この座布団、高さのある固い素材のもので、膝の悪い祖母もゆったり寛げて良いなぁと思いました。
後からまたレビューしますが、食事をとるダイニングも掘りごたつで、ご年配の方にも安心してゆっくりしてもらえると思います。
広さ10帖の和室に3帖のソファスペースを設けております。ソファスペースは、木製のイスやテーブルを置き、窓の外の風景を眺めながらお寛ぎいただける快適な空間になっております。
●和室10帖+ソファスペース(洗面・トイレ付)
以上がサイトからの公式の部屋紹介です。
他にも和洋室や内風呂付きの離れなど数タイプありましたが、
一番リーズナブルな上記のタイプを1部屋予約しました。

大人4人でひしめき合って寝るのってどうかなぁと思ったのですが、これが案外とっても楽しかったのでおすすめです^^ 

風景
上の写真と違って窓からは葉っぱの落ちかけた木々その向こうの川が見えます。


ちょっと落ち着いたら、お宿の方がお部屋へ。
ウェルカムスイーツ
ウェルカムスイーツのおはぎとお茶を持ってきてくださいます。

遠出してきた後の甘いものって嬉しいですよね〜♪
絶妙にお腹具合に合うチョイスに感心。
甘さ控えめでとっても美味しかったです。

お宿の方が丁寧ではあるんですけど、何というか親戚のおばちゃんみたいで本当に寛げました笑。
うちはこういうのでいいんです〜^^うやうやしい接客には戸惑う、筋金入りの庶民。

◆ ◆ ◆ ◆


さて、お部屋も満喫したことですし、館内散策。
温泉はこの後いくので割愛するとして、風情ある廊下と玄関回りを。土間
すっきりとした玄関回り。


火鉢など
火鉢など置いてあって、風情があります。
お香のような良い香りが漂ってました。


PB252183
一つ外に出たスペースには、多分実際使える番傘(!)と、鉄瓶。


廊下
ピカピカの廊下。ここにも火鉢がありますね。


中庭
中庭から明るい日差しが差し込みます。
回廊になっていて、とっても清々しい。

◆ ◆ ◆ ◆


次は私が以前来た時、一番気に入った場所へ行ってみます。

ライブラリー
あああ〜変わってない!ライブラリー?談話室?
以前の素敵な雰囲気そのままでした^^


ライブラリー
逆側をば・・・


かわいい
木の窓枠がかわいい。ランプも可愛いです。


ストーブをつけることもできますが、いつも人が来る場所ではないので夜間は切られていたような。だからあんまりゆっくりするっていう感じでもなかったのですが(暖かい時期に来ればまた違うかも!)。

とっつきやすくサラッと読める、ちょっとカルチャー寄りの本のセレクトも好きで。
この窓際の光射す感じも好き過ぎて。

前来た時も、寒いのにここにしばらく居た記憶があります^^

カウンター
おしゃれなカウンターもあります。


ライブラリー
しつこくてすみません笑。この扉の向こうにサンルームがある感じが好き過ぎて。


奥
奥にはこのような素敵スペースが。


奥
ここも集えそうですね、素敵。


コーヒーマシン
寛ぎのお供にコーヒーと、


お茶
お茶。

私はそれぞれ2杯ほど飲みました^^


ランプ
カラフルでかわいいランプのコードには


小鳥の飾り
小鳥の飾りが!!
かわい過ぎるぞ〜!!

◆ ◆ ◆ ◆


という訳で、前回の記憶を辿りつつ館内をくまなく楽しみました〜!
お部屋の木の部分などには若干の経年劣化はあるかもしれませんが、他はあまり変わりませんでした。
とくにライブラリーは、10年越しでも変わらず大好きでした^^

次は、自然に囲まれた温泉へGOです!


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