大阪の迎賓館、リーガロイヤルホテル大阪。


外観
今回は、こちらに泊まったというお話です。


いうても家は目と鼻の先。
お安いホテルの中から高コスパの掘り出し物を探すのが生き甲斐な私なのに。

近所と言っても過言ではない、そして格安の部類ではないこちらに
無意味に泊まることにした、その経緯から書かねばなりませんね・・・


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一番はじめの日記にも書いていますが、私は沖縄が大好きです。

先日次回の沖縄の計画を立て始め、次は憧れのブセナテラスに泊まってみちゃったりなんかしてウフフ、とかサイトを見ながら叶わない夢を見ていたのですが。


そこでホテルの「クラブフロア」なる存在を知ってしまったのです。
私、筋金入りの庶民なのでそんな世界があったという事実にちょっと震えましたよね。


ラウンジでずーっとゆったりして、スイーツ食べたりお茶飲んだり。
優雅な接客の中で「まぁ」「うふふ」なんて談笑をするの。
そしてプールで運動して、またスイーツ食べて読書。
ちょっとお酒も飲んじゃったりして、少し酔っても
素敵な部屋にすぐに帰れて、ぐっすり眠ってまた美味しい朝食をたべるの。


それがすべてコミコミ、オールインクルーシブ。
私専用の喫茶店が真横にあるの!!(喫茶店て・・)

こ、こんな素敵過ぎることをリッチな人たちはやってたのか!?


カルチャーショック過ぎて、いても立ってもいられなくなり、
「早速これを体験せねば!」と勇んでこちらのホテルへやって来たのでした。


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大阪でクラブフロアで検索をかけると、10軒ほどヒットします。
いうても私、コスパマニアですから安ければ良いという訳ではありません。

でもいきなりリッツなんて泊まったらショック死するかもしれません。
どうしよう・・・などとはまったく悩まずに出て来たマイアンサー、それが
リーガロイヤルホテルのクラブフロア、「プレジデンシャルタワー」でした。


創業1935年のリーガロイヤルホテルは、古くから来阪した要人を迎える“大阪の迎賓館”として愛されてきたそうです。ネットにも、

「高級ホテルざます!って感じじゃない、親しみやすいのに行き届いた接客が素晴らしい」
「肩肘はらずに本当に寛げる」「なんだかんだいってやっぱりリーガロイヤルが一番」

など、私を喜ばせるような口コミがズラリ。みなさんハード面の経年劣化(創業80年ですからね・・)を認めつつの、上記感想たちですよ。期待大!!


これまで一切見た事のなかった、ラグジュアリーなステイがテーマの
宿予約サイト「一休」を覗くと、ちょうどセール中ーーー!!!
クラブフロアのスタンダードルーム泊で、一人13,000円ちょっと。

もう、ここしかない。
というか今後ある程度高級な所ならここにしか泊まらないかも。

そんなすぐに更新されるであろう「ついに見つけた」感を胸に、
もうワクワクしっぱなしで当日中之島に降臨いたしました!


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はい、降臨しましたよー。
ロビー
広ーーいロビー。
柱に施された絵柄すらなんか高級に感じる。

プレジデンシャルタワーの宿泊客は、チェックインはここではいたしませんのです。
23階のラウンジでするのよ、ってどこから入るのかしら??

こちらかな?
一瞬迷うのですが・・・キョロキョロ見回したらこちらを発見します。
この2つの入口が目印です!(奥のBから入ります)



ここから
ふぅーひと安心。


乗り込むと。
なんと!
ピカピカ!なんとゴージャラスな!!



天井だって
LEDなんて使わなくってよ。(分からんけど)



エレベーター
23Fのフロントへレッツゴー!



ボタンね
リーガロイヤルクラブフロアのあらゆる宿泊記で載ってるこれですが一応わたくしも。
鍵を刺さないとクラブフロアには行けないという、あの。


エレベーターホールから降りるとすぐにフロントというか、優雅なデスクがあり、そこに座ってゆっくりとチェックインができます。

声をかけるまでもなく、あちらから気づいてにこやかに声を掛けてくれ、人生初のちょっと良さげホテル体験の緊張がスルスルとほどけていきます^^


落ち着いたロマンスグレーの男性が丁寧に、和やかに対応してくれます。
ぬぉぉぉぉこれがホテルマンか!!!

そしてチェックインを済ませると、次はポーター?の方が荷物を部屋まで運んでくれます。
ああっ!!10年前に買ったおんぼろバッグですみません!!と心で叫びながら、重過ぎるバッグを詫びると「いえいえ、これは軽い方ですよ、もっと重いのがあって・・」と親しみのある感じで前あったエピソードなんかをお話してくれながらお部屋に。

この時点で私、もう、ここに来てよかった・・・と感無量になっています。
おんぼろバッグや庶民を見下さない、これがどんなに難しいか。


お部屋に入ったら、次は珈琲メーカーの使い方だけ・・・と言って、丁寧に教えてくれます。
その説明に、なんというか、心を鷲掴みにされました。

「メモリを5にしましても4にしましても濃さはそこまで変わりませんが、基本は4でして、これを飲む場合はこれが・・・」

など、子どもに教えるように(本当に子どもに見えていたのかもしれない、ギャー恥)教えてくれ、その労力を惜しまない感じ、話してる内に口調が丁寧なのかもはや分からなくなっている感じ笑、“人間性”が見える接客で本当に素敵と思いました。

本当に寛げると口コミがあったことの一端を垣間みた気がしました!

部屋に着くまでに、すでにホスピタリティの高さを存分に感じております!
次は、お部屋編をお送りします^^


無関係と思われたラグジュアリーがすぐそこに(ノД`)。・゚・